最近は、モダンインテリアと呼ばれるものがあります。
モダンインテリアと言うのは言葉では聞いたことがあるかもしれませんが、一体どのような意味なのかよくわからない人がいるかもしれません。
そこで実際に具体的な事例を見ながら、それぞれの特徴を見ていきます。
まず言葉の意味から考えて、モダンインテリアと言うのは現代風であるインテリアと言う意味です。
現代風であれば、最近作られたタンスや本棚などは全て現代風ではないかと言う人もいるかもしれません。
確かにそうですが、これを組み合わせることによりモダンと言えるものが作られるわけです。
最近発売されたものを購入し取り揃えるだけでは、特に特徴がない部屋になってしまうでしょう。
あくまでも、かっこよさやおしゃれさといったものを導入していくことが重要になるわけです。
そこで具体的な内容を見ていくと、基本的にはモノトーンで仕上げるのが特徴です。
モノトーンと言うのは、例えばホワイトやブラックあるいは木目模様が美しいブラウンなどが特徴となっています。
勿論それら一色であってはバランスが悪すぎます。
例えばホワイトだけで部屋を作ろうとすれば美しいかもしれませんが、全く特徴のない部屋と言えるでしょう。
洋服などでも同じですが、自分の好きな色がピンクだった場合、靴から帽子で全てピンクに揃えるのは確かに自己主張が強いと言うのはわかるものの、その反面センスのなさが伺えてしまうでしょう。
そこで、モダンとはいくつかの色合いを合わせることが重要になるわけです。
しかもモノトーンが基本になりますがモノトーン以外でも問題ありません。
物等にする理由は、落ち着いた大人の雰囲気を演出できるからです。
ピンクや青あるいは黄色といった色合いはハゲかもしれませんが、大人の色合いとはあまり関係ありません。
一方紫もある意味大人の色合いと言えますが、はっきり言えばかなり人を選ぶ色合いとなります。
高級感や夜の街を演出するにはこの色でも良いかもしれないですが、部屋の中に入れる場合はかなり難しい配色になるケースが多いです。
もちろんポイントとして紫を入れるならば問題ありませんが、紫をベースにして部屋作りをするのはかなり無理があります。
色に加えて重要になるのは、その素材かもしれません。
なるべく高級な素材を使った方が良いかもしれませんが、だからといってお金をかければ良いと言うものでは無いわけです。
高級とは言わないまでも、それなりのしっかりとした素材であれば、見栄えのある部屋になることは間違いありません。
そして、素敵な部屋にするためには、立体感を持たせることが重要になります。
部屋の立体感は、おのずと出来上がるかもしれませんが色合いによって立体感がずいぶん変わります。
例えば奥のほうにあるカーテンなどをホワイトで仕上げ、壁紙もホワイトにする場合、ソファーなどが黒にすることで距離感が少し解りやすくなります。
このようにいくつかのポイントを重ね合わせながら、自分が見たときに部屋が立体的と感じるならばそれで良いと言えるでしょう。
部屋は必ず、きれいな状態でなければいけません。
ものが多いと、それだけで狭苦しい部屋になってしまう可能性があるため注意が必要になります。
もともと日本の住宅の部屋は狭いですが、それならば余り物をおかないようにしなければいけません。
シンプルな見た目でありながら、きれいな状態を維持してこそそれぞれの色合い等が輝くと言うものです。
また家具の配置なども重要になりますので、あまり圧迫感のあるものなどを使わない方が良いかもしれません。
例えば、人間の背丈よりも高い本棚などが壁一面にある場合、少しモダンインテリアとは違ったものが出来上がる可能性があります。