お部屋のコーディネートは楽しいけれど、雑誌で紹介されているような洗練された部屋にはなかなか近づけないという方に、おすすめの雑貨を紹介していきます。
特に置くだけで効果を発揮する、大人インテリア術のためのアイテムを見ていきましょう。
部屋のテイストにかかわらず効果を発揮するのが、スタンドライトもしくはテーブルライトなどの照明です。
通常の部屋では中央の天井に1つ、シーリングもしくはペンダントライトで照らしているのが一般的でしょう。
このような一部屋の1つの照明の状態ではなく、複数の照明に灯りを分散した多灯が効果的という訳です。
直接的にライトを与えるよりも、間接照明で優しく光らせた方がおしゃれな雰囲気や落ち着いた空間を演出できます。
天井の照明を少し暗くして、ソファの横にスタンドライトを置くだけで大人インテリアに大きく貢献してくれます。
他にも卓上にテーブルランプ、書斎にデスクライトを追加するのも効果的です。
小型のペンダントライトを上から吊るして、おぼろげながらに当たるスポットライトのような効果を出しても良いでしょう。
実用的だけれどおしゃれじゃない生活必需品・雑貨を隠すことができる上に、棚やテーブルの上に置くだけでおしゃれな空間が出来上がるのがシェーカーボックスです。
シェーカーボックスは、19世紀にアメリカで誕生した木製品の1つです。
薄くカットした木材を曲げて、接着剤を用いずに銅の留め具だけで貼り付けたシンプルなフォルムが特徴となっています。
シックな見た目でありながらも木の風合いが美しく、部屋に1つあるだけで空間の雰囲気が変わります。
サイズ展開が豊富なのも特徴的であり、小さいサイズなら目薬やハサミなど小物類を収納するのにおすすめです。
大きめのサイズのボックスの場合は、お茶の道具・食器や趣味のアイテムをまとめて入れておくのも良いでしょう。
おしゃれな空間を演出する上で、見せるおしゃれのためのテクニックと見せたくないものを隠す技術の2つは欠かせません。
ティッシュの箱や掃除道具などは、パッケージに文字や色が多くて部屋が雑多に見える原因となりやすいです。
しかし利便性の観点から、部屋から出しておいて置くのも不便です。
クローゼットにしまっておくのも良いですが、使用頻度が高いものは取り出す動作が面倒になります。
そこで活躍するのが、シェーカーボックスという訳です。
見た目が良いため棚やテーブルなどに置いても邪魔をしないどころか、おしゃれな空間へと変えてくれます。
しかも中身に隠したい雑貨類を収納することで、先述の見せるテクニックと隠す技術が両立できるという仕組みです。
おしゃれな空気を醸し出すだけでなく、癒し効果も追加してくれるのがフェイクグリーンです。
室内に緑があると目に優しく、空間も華やぎます。
ただし植物を育てるには日当たりや水やりの頻度、配置の工夫や地震対策も施さなければなりません。
緑を追加したいけれど、栽培にまではなかなか手が回らないという方におすすめなのがフェイクグリーンという訳です。
テーブルの板材や建材の柱、窓枠や本棚など直線ばかりが増えがちな家具の中に不規則な曲線を有している植物を加えることでインテリア術におけるアクセントになります。
一度も置いたことがないという方は、ツタ系の植物であるアイビーに挑戦してみると良いでしょう。
ツタの葉を上から垂れ下がるように設置することで、空間にアクセントが生まれます。
特に手を施さなくても、部屋がおしゃれになっていく便利なアイテムです。
同様に鉢を設置せずとも棚の上に置くだけでおしゃれになる、エアプランツもフェイクグリーンの中では定番で初心者におすすめです。